2時間圏内の釜山をはじめ慶南、蔚山など地域の人口は800万人です。また、世界1位の造船産業の約90%が釜山、チャンウォン(昌原)、コジェ(巨済)、ウルサン(蔚山)を中心としています。特に、現代重工業、サムスン重工業、テウ造船海洋STX造船海洋、現代ミポ造船などが世界の造船産業をリードしています。
世界5位である韓国自動車産業の約50%以上を占める自動車生産の中心地で、周辺には現代自動車、韓国GM、ルノサムスン自動車などがあり、自動車製造におけるインフラを備えています。
韓国の機械およびメカトロニクス産業の約40%をしめているサチョン(泗川)は、航空産業企業が密集しており、韓国航空部品の供給の約80%を担っています。
そのため、チャンウォンの電子および機械産業、コジェの造船産業、サチョンの航空産業、釜山・蔚山の自動車および造船機材・資材産業など集まっている当地域は、韓国製造産業をリードする産業クラスターだと言えます。